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痔と注射療法

注射療法とは、注射によって症状を改善させる、痔の治療法の事です。

保存療法では効果が出ない場合、次の手段として用いられるのが、この方法になります。


注射療法には、大きく分けて2つの種類があります。


出血を伴う痔の治療に用いる硬化療法と、脱出を伴う痔核に用いる硬化療法です。


どちらも硬化療法ですが、何が違うのかといいますと、注射する薬品が違うんです。


前者の場合、血液の凝固剤であるフェノール系の薬剤を痔核に注射します。

これによって、痔核を固めて出血しにくくするんですね。


その場で治療できるので、入院せずに外来で処置できるのが特徴です。

かなりお手軽ですよね。


後者の場合、硫酸アルミニウムカリウムやタンニン酸系の薬品を注射します。


これらは、粘膜を溶かして癒着させる薬剤で、

これによって痔核を固定して、脱出しにくくし、痔核を小さくしていく、というわけです。


数回の注射が必要なため、数日間の入院が必要になりますが、手術に比べて短くて済みます。


ただし、これも根治させるわけではありません。

人によっては再発する事がありますので、あまり過信してもいけませんよ。

大切なのは、治した後、ということをお忘れなく。

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