痔と手術療法
痔の手術療法――。それは、痔の治療の中でも最終手段といえる治療方法です。
つまり、手術で痔核そのものを取ってしまうわけですね。
つまり、手術で痔核そのものを取ってしまうわけですね。
この手術の方法にも、いくつかの種類があります。
1つは、ゴム輪結紮(けっさつ)術と呼ばれる方法です。
これは、専用の器具を使って痔核を根元からゴム輪で縛って血流を止め、痔核を壊死させてしまう方法です。
1~2週間で結紮した痔核は壊死し、壊死した痔核は剥がれ落ちて、便と共に排出されます。
痛みや出血も少なく、外来でもかのうな方法です。
ただし、主に内痔核だけに使われる手法のため、外痔核など他の種類の痔では使われません。
2つめはレーザー治療法です。
これは、半導体レーザーを痔核に照射して凝固させ、縮小させる手法です。
他の部位を傷つけないため負担が少なく、場合によっては日帰りでも施術する事が出来ます。
しかし、やはり主に内痔核に使われる手法のため、他の種類の痔ではあまり使われません。
3つめは結紮切除術、と呼ばれる方法です。
これは、いわゆる普通の痔の手術の事なんですね。
つまり、普通に手術して痔核を切り取ってしまう、という手法です。
直接的な方法なので、10日前後の入院が必要となりますが、
どの種類の痔にも有効なのが特徴です。
他に、PPHと呼ばれる、特殊な器具で直腸の粘膜を輪状に切り取って、
脱出している痔核や粘膜を吊り上げる、という手法もあります。
